この5年で最も株価が上昇した米国株ランキング(S&P500)
SMCI
スーパー マイクロ コンピューター
情報技術 / 電子記憶装置
NVDA
エヌビディア
情報技術 / 半導体一般
高速なAI処理に必要な画像処理半導体(GPU)で世界トップシェア。主にデータセンター向けや、家庭用ゲーム機、ゲーミングPCで使用されるGPUの設計を手がける。製造をTSMCに完全委託する「ファブレス型(持たない経営)」が特徴で業績が安定。
BLDR
ビルダーズ ファーストソース
小売り / 建設小売消費財
TSLA
テスラ
自動車・輸送機 / 国内自動車製造
EVの世界最大手。22年には車両販売台数ベースでの市場シェアが13.6%で1位。自動運転の草分け的存在。高級セダンの「Model S」、SUVタイプ「Model X」、廉価版の「Model Y」「Model 3」など車種は限定的だが、デザインや自動運転性能でユーザからの評価は高い。生産ラインの「完全自動化」を実現し、量産体制を整えてからは利益が急拡大。以降、株の割高度を示す指数「株価収益率(PER)」は高い値を推移。車両のブランド化に成功したため、1度に100万の値上げをするなど、強気の価格戦略が可能。
ENPH
エンフェーズ エナジー
エネルギー資源 / 太陽光設備
LLY
イーライ リリィ
ヘルスケア / 製薬大手
製薬業界で世界大手のひとつ。世界で初めてリンスリンの量産を実現。主力製品である糖尿病治療薬「トルリシティ」が売上をけん引。足元では世界の糖尿病患者数は4億人を超え、増加の一途。がんに継ぐ脅威となっているなか、インスリン/治療薬の需要は底堅い状況。同業他社では新型コロナワクチンの需要減により売上が落ち込むなか、イーライリリーの売上は安定的に増加基調。
PWR
クアンタ サービシーズ
建設 / R&Dサービス
KLAC
KLA
情報技術 / 電子機器その他
DECK
デッカーズ アウトドア
一般消費財 / シューズ
AMD
アドバンスト マイクロ デバイシズ
情報技術 / 半導体
CPU設計・販売でIntelに並ぶ。「コア」と呼ばれる演算部分を数十~数百と大量に持つCPUの設計で、インテルを圧倒。「多体コアCPU」の草分け的存在。17年にはCPUの市場シェアで20%未満だったAMDは、21年には50%超となった。なお、AMDのリサ・スーCEOとNVIDIA創業者のジェンスン・ファンCEOは親戚。「NVIDIAのCEOは、AMDのCEOのおじさん」、と台湾メディアが18年に報道。
HWM
ハウメット エアロスペース
建設 / R&Dサービス
URI
ユナイテッド レンタルズ
建設 / 建設資材
MRNA
モデルナ
ヘルスケア / ヘルスケア・医療
医薬品・ワクチン開発のバイオベンチャー。コロナワクチンを、武漢の最初の報道から2週間で作ったことで有名。ワクチン開発技術で他社を圧倒。なお、ティッカー「MRNA」の由来は、高校の生物の時間で習った「メッセンジャーRNA」のこと。ワクチンを作る際にMRNAを活用するため。