この5年で最も売上が成長した米国株ランキング(S&P500)

MRNA

モデルナ

ヘルスケア / ヘルスケア・医療

1 位

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医薬品・ワクチン開発のバイオベンチャー。コロナワクチンを、武漢の最初の報道から2週間で作ったことで有名。ワクチン開発技術で他社を圧倒。なお、ティッカー「MRNA」の由来は、高校の生物の時間で習った「メッセンジャーRNA」のこと。ワクチンを作る際にMRNAを活用するため。

PFE

ファイザー

ヘルスケア / 製薬大手

2 位

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世界トップクラスの製薬会社。幅広い分野で新薬を開発。コロナ用のワクチンや飲み薬で有名。なお、同社のコロナワクチン「コミナティ」の名前は、コミュニティ(community)、免疫(immunity)という用語を組み合わせたもの。前例のないパンデミックに対応するため、世界中の科学者・企業が連携できたことを表している。

NVDA

エヌビディア

情報技術 / 半導体一般

3 位

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高速なAI処理に必要な画像処理半導体(GPU)で世界トップシェア。主にデータセンター向けや、家庭用ゲーム機、ゲーミングPCで使用されるGPUの設計を手がける。製造をTSMCに完全委託する「ファブレス型(持たない経営)」が特徴で業績が安定。

JNJ

ジョンソン エンド ジョンソン

ヘルスケア / 製薬大手

7 位

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総合ヘルスケア企業大手。医薬品・医療機器・消費者向け商品の3本柱で構成。医薬品が売上をけん引。医療機器は売上高で世界第3位。医薬品で有名なのは、皮膚の病気である乾癬（かんせん）の治療薬「ステラーラ」、関節リウマチ治療薬「レミケード」、腫瘍治療薬「ダラザレックス」など。なお、日本では絆創膏のことを「バンドエイド」と呼ぶことが多いが「バンドエイド」は同社の商標であるため、正しい呼び方ではない。

TSLA

テスラ

自動車・輸送機 / 国内自動車製造

8 位

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EVの世界最大手。22年には車両販売台数ベースでの市場シェアが13.6%で1位。自動運転の草分け的存在。高級セダンの「Model S」、SUVタイプ「Model X」、廉価版の「Model Y」「Model 3」など車種は限定的だが、デザインや自動運転性能でユーザからの評価は高い。生産ラインの「完全自動化」を実現し、量産体制を整えてからは利益が急拡大。以降、株の割高度を示す指数「株価収益率（PER）」は高い値を推移。車両のブランド化に成功したため、1度に100万の値上げをするなど、強気の価格戦略が可能。

AMD

アドバンスト マイクロ デバイシズ

情報技術 / 半導体

10 位

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CPU設計・販売でIntelに並ぶ。「コア」と呼ばれる演算部分を数十～数百と大量に持つCPUの設計で、インテルを圧倒。「多体コアCPU」の草分け的存在。17年にはCPUの市場シェアで20%未満だったAMDは、21年には50％超となった。なお、AMDのリサ・スーCEOとNVIDIA創業者のジェンスン・ファンCEOは親戚。「NVIDIAのCEOは、AMDのCEOのおじさん」、と台湾メディアが18年に報道。